ピノとアメリ/石崎ひゅーい
谁(だれ)にも分(わ)からない 仆(ぼく)の正体(しょうたい)とやらを
见(み)つけ出(で)して抱(だ)き缔(し)めてくれないか?
仆(ぼく)には分(わ)かるんだ嘘(うそ)をついている君(きみ)が
泣(な)いていいよここにずっといるから
世界(せかい)中(じゅう)に溢(あふ)れている
安(やす)っぽい爱(あい)の言叶(ことば)
无理(むり)に饮(の)んで 直(す)ぐに吐(は)いて
何(なに)もない窓(まど)から见(み)てた
远(とお)くの空(そら)には名前(なまえ)の无(な)い星(ほし)が
仆(ぼく)らみたいに二(ふた)つ
夏(なず)の风(かぜ)に飞(と)ばされてしまわぬよう
繋(つな)いだ小(ち)さな手(て)を离(はな)さない
「なんでもないの」と强(つよ)がりをいう君(きみ)が
なんか仆(ぼく)と似(に)ている気(き)がしたんだ
世界(せかい)中(じゅう)に零(こぼ)れている
本当(ほんと)の爱(あい)の気持(きも)ち
探(さか)し出(だ)して 见失(みうし)って
夜明(よあけ)けが来(く)るのを待(ま)っている
右(みぎ)の星(ほし)には仆の名前(なまえ)をつけて
君(きみ)が呼(よ)んでおくれよ
左(ひたり)の星(ほし)には君(きみ)の名前(なまえ)がね
似合(にあ)うよ ずっとそばにいるから
远(と)くの空(そら)には名前(なめえ)の无(な)い星(ほし)が
仆(ぼく)らみたいに二(ふた)つ
夏(なつ)の风(かぜ)に飞(と)ばされてしまわぬよう
繋(つな)いだ小(ち)さな手(て)を离(はな)さない