石割桜の伝说
昔､美しく心のやさしい力持ちのおさつという娘がおりました。力でおさつにかなう者は、城下の盛冈にもいませんでした。人々は「おさつにかなう者は岩手山のふもとの太郎しかいない」と噂しました。ある日、おさつと太郎は雫石川原であいまみえました。太郎は、五百贯（约1.8トン）もの大きな石を持ち上げました。しかし、おさつはさらに5倍、いや6倍にもなろうかという石を手玉にとって投げました。おさつの投げた大きな石は、殿様たちが花见をしていた城近くの屋敷の庭に落ちました。惊かせてしまったお诧びにおさつは、その大きな石を打ってぱっくりと割り、なかに桜の若木を植え込みました。この植え込まれた桜が年々石を割り、今では见事な花を咲かせるようになったということです。
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